◎ ＸＳＥＲＶＥＲでＷＥＢサイトを複数作成する場合や、ドメイン変更などで、以前のＷｏｒｄＰｒｅｓｓサイトでの設定をすべて引き継ぎたい場合
◎ Ｌｉｎｕｘコマンドで各種の設定をしたい場合
これらの作業を行うときに、ＳＳＨ接続は必須になります。
通常、別サーバーであれば、ＦＴＰプログラムでＰＣにいったん落としたものを、再度、ＦＴＰでアップロードすることがありますが、ＸＳＥＲＶＥＲの同一サーバーであれば、ＳＳＨ接続し、単純にサーバー内部でのファイルコピーで済ますことができます。
この作業を行うことで、ＰＣ＜－＞サーバー間の無駄なデータ転送をすることなく済みますので、とても素早く作業をすることができます。
XSERVERの設定
参考サイト：ＳＳＨの設定／Ｘｓｅｒｖｅｒヘルプ
↑ ここでちょっとわかりにくい部分があったので、今回の記事にしています。
備忘録を兼ねてます。
１．管理画面でＳＳＨをＯＮにします。
２．公開鍵認証用のカギペアの生成を行います。
生成 －＞ 確認画面と進みます。
「公開鍵認証用の鍵ペア生成処理を実行しました」画面が表示され、自動的に自分のＰＣ側で使う、「秘密鍵」がダウンロードされますので（ファイル名：[サーバーID].key）、わかりやすい場所に保管しておきます。
※ 基本的には ＰＣ ＞ ダウンロードの場所にダウンロードされます。
３．その他、サーバー側で確認しておくべき部分
１）サーバーのホスト名
２）サーバーＩＤ
ＳＳＨクライアント（ＴｅｒａＴｅｒｍ）の設定
ＴｅｒａＴｅｒｍのダウンロードは下記のサイトから行えます。
https://osdn.jp/projects/ttssh2/releases/ ＯＳＤＮ
http://forest.watch.impress.co.jp/library/software/utf8teraterm/ 窓の杜
１．ＳＳＨ基本設定
ＴｅｒａＴｅｒｍを開いたら、［設定］－＞ＳＳＨ認証 に行きます。
設定画面が開いたら、RSA/DSA/ECDSA/ED25519鍵を使う を選択します。
次に、その横の［秘密鍵(K)］をクリックします。
クリックして開いた外面で、自動でダウンロードされた「秘密鍵」をクリックして［開く］で決定します。
※ ファイルがみつかいやすいように「すべてのファイル」で「秘密鍵」を表示します。
２．接続の設定
１．新しい接続
ファイル －＞ 新しい接続 を選択します。
２．ホスト設定
出てきた画面で、あらかじめメモ（確認）しておいた、ホスト名を入力します。
ＴＣＰポート番号は「10022」を入力します。
ＳＳＨにチェックされていることを確認したら、ＯＫボタンをクリックします。
３．認証情報の入力
上記でＯＫをクリックした後に開く、ＳＳＨ認証の画面で認証情報を入れます。
サーバー管理画面で確認した、サーバーＩＤをユーザー名に入力します。
パスフレーズは、自分で設定したパスフレーズを入力します。
ＯＫをクリックすると接続されます。
これで、無事にＳＳＨ接続できました。
ちなみにWordPress関連ファイルをCOPYするのは、こんなコマンドです。
cp -R -a ./ＡＡＡ.net/public_html/wp-admin/ ./ＢＢＢ/public_html/itkeiei/
４．設定を保存しておくと、次回から便利です。
