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2016/09/28 function.php 変更

WordPressで作成したサイトが遅い!
表示が遅いと、折角来てくれたユーザーさんが逃げてしまうことに!
また、Googleのページランクも心配になります。

SEO対策は万全の賢威も、CSSが巨大なので表示スピードとしてはちょっと心配な部分です。
そこで、あれこれと「スピードアップ」の方法を試みては、計測の繰り返しを行ない、どうにか現在の環境でできるところまでをやってみました。

結局、あれこれやってみて、これを書き始めてから3日間を費やした結論です

まずは計測してみる

まずは、何もしない段階で計測してみます。
あ、とは言え、一応イメージに関しては EWWW Image Optimizer を使用して画像の最適化だけは行なってあります。

1)Google PageSpeed Insights
https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/

2)GTmetrix
https://gtmetrix.com/

最終の結果がこれ


これ以上早くするには、いくつかの広告を削除する必要が有るので、さすがにここまでとしました。

最終的にやったこと

.htaccess の変更

1)ファイルタイプ別ブラウザキャッシュの指定
2)コンテンツ圧縮

minifyでcssのひとまとめ

最終的にプラグイン系のわらわらとあるCSSだけをまとめました。

子テーマのfunctions.php変更

いらないものをヘッダから削除したり、あれこれしたり。

AWS CloudFrontの導入

CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)・・・あれこれ苦労したわりには、あまり数字的な効果はないです。
今後、アクセス数が激増したときには、役立つのかもしれません。
この導入手順、設定については、別途のトピックで記載します。

最終的に不要と判断した、高速化対策及びプラグイン

XSERVER 拡張モジュール「mod_pagespeed」をONにすること
WP Hyper Response(プラグイン)
WP Super Cache(プラグイン)
W3 Total Cache(プラグイン)
Autoptimize(プラグイン)
Head Cleaner(プラグイン)
その他数点のキャッシュ系・圧縮系プラグインは意味が無いか、表示を崩したりと邪魔をしたのですべて削除しました。

高速化対策1:.htaccess

ファイルのブラウザキャッシュを指定。CSSについてはあれこれいじることがあるので、基本的なキャッシュ期間を1秒に指定してますが、完全に固定され輝場合は1ヶ月くらいにするよいです。

minifyでcssのひとまとめ

参照

WordPressで複数のcssファイル、jsファイルをそれぞれ結合(単一ファイル化)する:ts0818のブログ

1.このサイトから、ファイルをダウンロードして解凍
https://github.com/mrclay/minify

2.minフォルダを wp-content の直下に配置。

3.キャッシュ保存用フォルダの設定
『min』フォルダの中に『cache』フォルダを作成したら、min/config.phpの55行目あたりに『$min_cachePath = dirname(__FILE__) . ‘/cache’;』と記述。

4.min/config.phpでキャッシュの有効期限を設定
105行目あたりデフォルトで『$min_serveOptions[‘maxAge’] = 1800;』となっているのを『$min_serveOptions[‘maxAge’] = 2592000; /* one month */』に書き換えます。

5.groupsConfig.php に結合対象のファイルをグループとして登録する

子テーマのfunctions.php変更

最終的にこんな形式です。